2012年3月28日水曜日

術後40日目

2012/3/27 職場復帰2日目。昨朝より1本早い電車に乗り出勤。余裕があると気持ちがいい。足の疲れが取れていない感じだ。左腰のあたりの筋が重く、時より痛い。膝を長時間曲げていると伸ばす時に痛みを感じる。立ち上がってしばらく軽く曲げ伸ばしをしていると徐々に良くなってくる。




2012年3月26日月曜日

術後39日目

2012/3/26 今日は7週間ぶりに職場に行った。朝の通勤はいつもより30分早く家を出発。電車とバスを使ったので歩く距離もさほどなく、余裕を持って到着した。
一日中、装具を付けてのデスクワークで腰が痛くなった。適度に立ったり座ったりした方が良さそうだ。
膝の曲がりは日に日に良くなっている気がする。日常生活を送ることでもリハビリ効果があるようだ。
帰りはバスを利用しないで、30分歩いてみた。やはり予想通りに足疲れた。駅から家の道のりが遠く感じた。
寝る前に退院後サボっていた筋トレを50回分やって就寝。





2012年3月16日金曜日

入院38日目/術後29日目


2012/3/16 装具装着16日目。今日は退院日。目覚めも良い。38日前に入院し、29日前に手術を受け、左足をつき始めて16日。長くて短かった病院生活で午後には終わる。でも次のステップが始まるのだ。
朝ごはんを食べ、9時にリハビリをして、筋トレをする。この午前中のルーチンともお別れ。昼前に帰る準備を開始。13時には準備万端となる。お世話になった各人にお別れの挨拶をして周る。
14時半、相方に迎えに来てもらい病院を出る。これでやっと退院だ。
早速、シャバでのタスクをこなす。役所にいって、ケーキ屋にいって、夕ごはん買って…。
家に到着すると、グッタリモード。病院からの荷物をほどく、片付ける。
夕ごはんを早めに食べるべく準備。退院の乾杯をし、夕食の時間。色々な話をしながらの食事は楽しい。久々のアルコールが早く回る。たった1ヶ月強の禁欲生活でこんなになるものなんだなと感じる。
やることが結構あって、夜ふかしになってしまった。折角の病院での習慣が1日にして崩されてしまった。どうにか戻そうと思う。



2012年3月15日木曜日

入院37日目/術後28日目


2012/3/15 装具装着15日目。昨晩の地震で寝始めた時間が遅かった。寝る時間がいつもより少なく、目が覚める時間も遅かった。膝を冷やしながら寝たので、脚の調子は幾分いい感じだ。ついに明日の午後に退院する。
いつもより10分早く朝ごはんを食べ始める。8時30分には主治医が装具の設定を変更にくるのだ。ギプスがとれ歩き始めてから2週間が経過し、装具の角度はフリーとなる。未だ90度すら曲げることが出来ないのに、制限を120度にしても、今は意味がない。でも規定路線では2週間でフリーになるのだそうだ。8時40分、主治医が来て、数分で変更していった。9時からリハビリ。装具の可動制限がフリーとなったのを伝える。昨日の膝曲げのやりすぎで炎症が起きたことは、もうすでに知っていた。看護師が記録した電子カルテを読んだらしい。そういう意味でも手加減してほしいものだと思っていると、昨日ほどキツイ曲げはやらないみたいで安心した。あれは本当に痛いのだ。炎症が起きるぐらい痛めつけるのだから…。はじめはストレッチ、マッサージの順に進めていく。続いて曲げ伸ばし。やはり痛い領域まで曲げてくる。今日も痛いリハビリだ。痛いところまで曲げると今度は力が入らなくなり、伸ばすことができなくなる。無理やり伸ばすと今度は曲がらなくなる。こんな事を連続で行うのだ。そうやって可動域を拡げていくらしい。でも序々にやらないと炎症が起きる。どのくらいの感じでやるのかが難しいところだ。痛すぎてもダメ。痛くならなくてもダメ。自分の筋肉で曲げ伸ばしのトレーニングを行う。全身全霊で力を入れても、膝は伸びきらないし、90度も曲がらない。でも昨日よりはプラス5度程度、よくなっているみたいだ。そして40分間のリハビリはあっという間に終了した。
病室に帰ってからは、筋トレ。体が疲れているのか結構キツかった。昼ごはんを食べ、13時30分より入浴。湯船で膝のトレーニング。昨日より曲がりがいいような気がする。入浴後、15時よりレントゲン撮影。次々とタスクをこなす。その後、りんごを食べ、お菓子を食べ、紅茶を飲む。
夕ごはんもこれで最後だ。食事はあと朝と昼だけだ。
明日の準備を少し行い、ベッドに横になったら自然と眠くなった。


2012年3月14日水曜日

入院36日目/術後27日目


2012/3/14 装具装着14日目。昨日の外出で疲れたのか、それなりに眠れた。
朝ごはんを食べ、9時からリハビリ。曲げが90度に達していなので、重点的に曲げの訓練。訓練といっても、マッサージと無理やり曲げるのの繰り返し。曲げるときの痛みは凄く苦しい。痛みで体のすべてが固まってしまう感じ。今日は曲げ伸ばし強化日なのか、リハビリの時間が長く感じるほど苦しい時間が続いた。リハビリからの帰りは、下り階段を6階分と上り階段を9階分歩いている。筋力も足りないし膝の可動範囲も狭い。でもその中でどうにか下り上り歩いてきたが、ここに来て伸び悩んでいる。曲げは80度以上になると激痛。とても自分ではそれ以上出来ない。膝の両サイドの筋と太ももの内外の筋が突っ張って、曲がりを阻止している感じ。他にも膝の皮膚も痛いし、意識するとあちらこちらが痛くなる。リハビリは痛みとの戦いと聞いていたが、まさにそうだと思う。
気を紛らすつもりで、筋トレを行う。規定回数はこなしたものの、左脚全体が緊張しているのがわかる。
お昼ごはん後に大浴場にいくことにし、13時に入浴する。湯船で膝の曲げ伸ばしを何十回も練習した。可動範囲が広がった感じがする。筋肉を温めてストレッチするのと同様だ。1時間ほど湯船に入ったり出たりを繰り返した。
入浴後、病室に戻ったらしばらくして、主治医がきた。退院日の希望を今週金曜日の午後と伝えるとあっさりOKが出て、外来の日取りまで決めてくれた。明日から膝の可動制限が曲げ120度になる。まだ90度も曲げることの出来ないのに…。
退院日の決定と共にやらなければいけないことが発生する。保険請求のための診断書の依頼、仕事関係への通知、相方への連絡、以前の病室のメンバーへの通知など…。夕ごはんまでに全タスクを終えてた。夕ごはんを食べていると北海道、青森、岩手で地震があり、津波警報が発令された。震源が遠いので、津波到達まで25分あり、規模も50cm程度だ。避難する時間もあるし、酷い状況にはならなそうだ。久しぶりの地震なので不安になる。
食後に熱っぽくなり、2時間ほど横になる。膝も熱を持っている。アイスノンをして大分楽になった。外出とリハビリの疲れが出たのと、色々を動きまわったせいもある。21時を過ぎ、消灯となった時、部屋中の携帯電話が鳴り始めた。地震警報だ。やばい今度は東京かと思っていたら、グラグラと揺れ始めた。9階は結構揺れたので、相方が心配になりメールを送る。震源がどこなのか不明なので、ワンセグを見る。すると、千葉東方を震源とする地震だった。銚子は震度5強の強い揺れだ。相方は伊豆にいるので、大丈夫だった。でもこの地震に誘発されて東海沖の地震が起きたら怖いと思った。余震がくるのを警戒して、24時までは起きていたが、落ち着いた見たいだったので、眠りに入った。


2012年3月13日火曜日

入院35日目/術後26日目


2012/3/13 装具装着13日目。よく眠れたのか、この状況に慣れたのか、解からないが寝起きはいい。今日の予定はリハビリなし、10時から外出して、免許の更新、病院周辺の探索。
朝ごはん後、筋トレを行うが腹筋しか出来なかった。時間切れ。続きは外出から帰ってきてからだ。
免許の更新をしに、都庁第一庁舎の更新センターへ向かう。病院からは健常者の足で10分もかからないはず。膝が曲げることが難しい状態での歩行は結構大変。前に足を出す時に膝を伸ばすことを意識して歩く。iPhoneアプリの万歩計をONにして歩くこと30分で到着。青い空に真っ直ぐ伸びていくビル群は下からみると圧巻。万歩計は2000歩を超えていた。途中、横断歩道の信号機の青の時間が足りない場所があったりして、脚が悪い人にとってはちょっと危険だなと感じた。免許の更新は至って簡単。一回違反しているので、今回も青。金になったことが一回も無い。まぁ、ペーパードライバーではないので、仕方ないかな。講習を受けて終わったのが12時半。そこから、新宿のヨドバシでウロウロして、病院裏の自家焙煎のコーヒー屋でランチ。フリーでWiFiが使えるのがいい。ココナツチキンカレーを頂いた。
昼ごはんを食べた後、サザンテラスに向け散歩をする。平日でも人通りが多い。どこに行く宛もなくぶらぶらする。相変わらずドーナツ屋は並んでいた。一回食べれば十分。並ぶほどでもないのに…。30〜40分歩いて疲れたので、マインズタワーのスタバで休憩。コーヒーとドーナツを頂きながら、日記を書く。それなりに混雑している。フリーWifiがあれば最高なのだが…。30分くらいして、飲みきれないコーヒーを持ち、17時に病室に戻った。
夕ごはん後、お風呂に入り、相方と電話で会話をして就寝。外出は疲れるけど、やっぱり良いな。早く退院したくなってきた。


2012年3月12日月曜日

入院34日目/術後25日目


2012/3/12 装具装着12日目。病院で迎える朝。残念ながら、もうこちらの方が慣れてしまっている。一昨日、夜ふかしをして翌日は朝寝坊をしたにも関わらず、5時前に目が覚め、その後はウトウトとした。いつもの病院の朝だ。
朝ごはんを食べ、9時にはリハビリ室に行く。相変わらず、左足の筋肉は凝り固まっているらしく、マッサージをしてもらう。自然に力が入りっぱなしになっているらしい。力を抜くことが出来にくくなっているらしい。まだ膝も固く、自力で90度まで曲げることも出来なければ、180度まで伸ばすことも出来ない。理学療法士に無理やり曲げ伸ばしをやってもらうが、もう痛くて涙が出てくる。本当にこれ以上は曲がらないと思わせるほど、80度ぐらいでロックがかかる。力も何も入れていないのに…。それを更に曲げるのだから、痛いはずだ。今後、曲がるようになるのか不安になる。とても正座をすることなど想像もできない。たった40分のリハビリでは、出来ることは限られいるので、自主リハが必要と痛感した。
リハビリ後は病室で筋トレ。暇さえあればストレッチ。膝の曲げ伸ばし。継続は力なりの言葉を信じて…。
昼ごはん後、しばらくしてから13階の大浴場に行く。大きいお風呂は気持ちがいいというのもあるが、脚の血行を良くして、膝の稼働領域を増やそうと考えたのだ。術後に大浴場は初めてで滑ったりした時に危険なのだが、気をつければ大丈夫と思って入ってみる。実際に入ると気持ちがいい。足を伸ばすこともできるし、浴槽の縁に腰掛けて、膝の曲げ伸ばし運動も出来る。1時間ぐらい大浴場で過ごす。明日は免許の更新に行くので、術後伸ばし続けたヒゲを剃った。一ヶ月間伸ばしたヒゲはモミアゲとあごひげが繋がっていた。このまま伸ばし続けたら、どうなるんだろうと思ってもみたが、結局、職場復帰の際には剃るので、今回やってみた。口周りがすっきりした。
入浴後、ベッドでストレッチしたりして過ごし、夕ごはんの時間となる。
夕ごはん後に相方があらわれた。引越し後に初めてきた部屋の静かさに長居ができないことを悟って、すぐに1階のソファーで色々な話をした。昨日、家であんなに会話したのに、まだまだ話す内容が溢れ出てくる。一緒に居れなかった時間の長さを痛感した。結局、20時半過ぎまで会話をして帰っていった。
明日はリハビリがないので、免許更新のため外出する。10時〜17時まで外で過ごすのだ。昼ごはんは外食。何をどこで食べようかな。

2012年3月11日日曜日

入院33日目/術後24日目


2012/3/11 装具装着11日目。久しぶりに家での睡眠。掛け布団が足先にかかり自由が利かなく、何回も起きた。でも朝もゆっくりとしていたのでいいかもしれない。家でやれること、やって置かなければいけないことをやろうと思うが、いざとなると何をやってよいか解からなくなってしまう。普段からリスト化する癖をつけなければ…。
朝昼兼用のごはんを食べる。久しぶりのコーヒーとトーストで大満足。食後は、ゆったりとした時間を満喫しながら相方の話を聞いたり、家の中で溜まっている事をこなす。毎日午前中の筋トレを午後に行うが、何故だか病院の時より少しキツく感じる。時間管理されていないのは、自由な時間を過ごせる反面、計画性が曖昧だと、ただ漫然と過ごしてしまいがちだ。今回はそんな感じだが、久しぶりの時間なのでそういうもの時にはいいのだ。
タイムリミットは20時30分。それまでに病院に戻らなければいけないのだ。夕ごはんは外食。東急本店の天一で天ぷら定食を食べ、病院へ戻った。
最後のほうは慌ただしかったが、十分に楽しめた。入院生活も残り少ない。今回、外に出て健常者との差を実感し、頑張ってリハビリをやらなければいけないと思う。

2012年3月10日土曜日

入院32日目/術後23日目


2012/3/10 装具装着10日目。何故だか9階の方がよく眠れる気がする。というよりは、きっと脚が慣れてきたのだ。
朝降っていた雪は小雨になり、9時にリハビリを行う。今日もマッサージと歩行チェック。その後、病室に戻り、筋トレをこなし、お昼に病院を出る。
初めての外泊だ。1ヶ月ぶりに歩道を外を歩き、すれ違う人の動きにビビリながらも、外の空気を満喫する。小雨の降る中をしばらく歩き、腹ごしらえにマックに入る。凄い混雑に少々戸惑いながらも、席を確保し列に並ぶ。僕の脚などお構いなしにみんな動いている。これがシャバなのだ。気にしてくれる人はわずか。自分は自分で守らなければいけないのだ。でもそんな状況を楽しめるほど、外の世界に飢えていたのかも知れない。iPhoneアプリで少し安くなるビバリーヒルズバーガーたるものを注文した。必死に席まで戻り、待望の外食。病院では絶対食べられないこの味。普段ではこんな感動はないが、今は充実している。窓際の席で、結構多い人の往来を眺めつつ、久しぶりの時間を楽しむ。コヒーのおかわりも自由なのだ。この喜びをTW、FBでUPしたりして、一時間ぐらいは楽しんだ。
家までは電車で帰るのだが、階段と人の往来が怖い。最も危険な渋谷駅で乗り換え、最寄り駅に到着。スーパーで食べ物を買い、歩いて帰宅。こんなに歩いたのはこの脚になって初めてだ。心身ともに疲れ切った。
家ではネット環境があり、テレビも見ることができる。何か自由な時間を手に入れた感じだ。ソファーに寝転がり、テレビを見て過ごす。食べ物系の番組にロックされること2時間。あっという間に夕方となる。夕飯の支度をして、相方を待つことにする。メニューはトマトパスタ、サーモンムニエル、サラダとシンプルメニュー。久々の自宅での食事を2人で食べ、長い一日が終了。いつもならもう寝ている時間。やはり帰ってくると夜ふかしになるなぁ。



2012年3月9日金曜日

入院31日目/術後22日目


2012/3/9 装具装着9日目。昨晩も眠りが浅かった。膝小僧の皮膚が服とかの何かに触れていると痛みを誘発するみたいだ。そして起きてしまう。でも早朝4時まではどうにか眠ることができたみたいだ。段々と膝の状況に慣れてきたみたいだ。
朝9時40分からリハビリ。前半は膝の曲げ伸ばしのストレッチと周辺筋肉のマッサージを中心に、後半は歩行訓練を行う。歩行は、「足を前から後へ」「後から前へ」の繰り返しだが、後者が上手にできないようだ。自分で膝を曲げる力が弱いみたいだ。まだ曲げれる角度が90度に達することが出来ないので、仕方がないのかも知れない。
荷物の片付けを行い、11時に入院初日からお世話になっている同室の方々に挨拶をして9階に移動。前日に9階を偵察したが、10階の雰囲気とは異なる部分がある。消化器、外科ということもあり、歩き回っている人が少ない。でも引越し先の部屋は4人部屋のところに先住が一人しかおらず、非常に静かだ。あの騒がしいとは対照的だ。この部屋なら、読書が進みそう。
引越しが間に挟みながらも、筋トレは今日も継続。退院しても続けたい。それを叶えるのも意思の問題かも知れない。自主歩行練習と上り階段練習を合計1200歩、おこなう。精々、30〜40分ぐらいの運動だ。9階の看護師さんが担当医に外泊可能かどうか聞いてくれて、(特に頼んでいないが)外泊可能という回答をもらったと教えてくれた。じゃぁ、明日のリハビリ後に外泊しよう。電車で帰宅してみよう。昼ごはんは抜きにしてもらって、マックで食べよう。なんだか夢が膨らむ。
夕ごはんはデイルームで食べる。自身を合わせても3名しかいない。その2名の方々を雑談をしながら、食事。いつもベッドで食べていたので、会話しながらは久しぶりだ。でもちょっと喋りすぎたかな。
19時半からは入浴。9階は湯船があり、浸かることができる。これはいい!ということで早速、湯をはりながら、シャワーを浴び、頃合いを見て湯船へ…。これまた久々の気持ち良さ。顔に汗が出るまで浸かる。ベッドに戻ったら少々汗ばんだ。でも気持ちがいい。
はじめは9階に来ることを少し躊躇っていたが、良いこともあるんだなぁ。
あとは、今晩が眠れればいうことがないのだが、でも眠れるような気がする。

2012年3月8日木曜日

入院30日目/術後21日目


2012/3/8 装具装着8日目。夜中に起きるのはもう既にルーチン化された感じになった。朝、一度起きてから1時間はウトウトするのも同様だ。このパターンはしばらく続くのだろう、きっと…。
朝一の回診に装具の角度が膝伸ばし180度、膝曲げ90度に設定が変更された。今までは120度、60度だったので結構広がった感じだ。そんなことは筋トレには影響がないので、いつも通りに三種50回3セットをこなす。両足スクワットも200ほどやった。
回診後に看護師長が部屋の引越しの交渉にきた。行き先は9階になるとのこと。時期は明日ということだ。急な話なので少々戸惑いながら、9階の様子を見に行く。10階に比べて暗い雰囲気と実際の光の暗さもある。プラス非常に静か。10階の賑やかさが全くない。ちょっと気が進まないのだが、ベッドが足りないということなので仕方がないみたい。
昼ごはん後に洗濯をし、1000歩の歩行訓練を行い、リハビリに出向く。
装具の角度の変更があったので、膝伸ばしのトレーニングが中心。伸びない膝を理学療法士が膝を上から押さえつけ、無理やり伸ばすメニュー。これが相当に痛く、苦しい。それを連続で何回も実施。もうそれだけで結構疲れた。松葉杖も今日からなくなった。手首の痛みも以前よりよくなっている。
夕ごはんのあとに、シャワーを浴びて、安眠に備える。


2012年3月7日水曜日

入院29日目/術後20日目


2012/3/7 装具装着7日目。連日の睡眠不足、足りていないというよりは断続的に起きてしまう状況は以前として変わらない。寝始めから装具を外して横になったので、寝付きは良かったのだがやっぱり途中で起きてしまう。そこからはいつもどおり断続的に起きる。相変わらず、寝起きはよくない。でも日中は眠くならないので時間的には足りているのだろう。
リハビリが休みなので、のんびり筋トレ。キツかった腕立てが慣れてきたみたい。やはり継続は力なりだ。両足でのスクワットもゆっくりながらも150回をこなし、少しずつこの入院生活のゴールが見え始めた感じだ。昨日も主治医から「もうソロソロ退院ですね」と冗談なのか本当なのか分からないことを言われたが、焦ってもしょうがないので「まだまだです」と答えておいた。急いで壊すと来シーズンがなくなることを念頭において今後も行こうと思う。
癒着部分と周辺の筋肉を中心にセルフマッサージもおこなう。血行をよくして細胞の活性化を促すのも復帰への道につながると思っている。無理せずに出来ることをおこなうのが大切。
午後からは書類整理とか、周辺整理とか、細かい事を作業をした。3時に仕事関連の人が訪ねてきて、大凡の退院の予定を伝え、仕事関連の話をする。職場復帰は3月最終週に設定するが、もう少し早く復帰してもいいかもしれない。
夕ごはん前に1000歩の歩行トレーニングのセルフリハビリ。昨日は23分かかったのが、18分で終了した。歩きに慣れてきたのと、筋肉が動くようになってきたのかもしれない。ベッドの上では四六時中、足首を動かしたり、四頭筋を動かしたりしていたのが功を奏したのかも…。今後も継続だ。
今日は寝る前にシャワーを浴びて、さっぱりしてから睡眠に入る。果たしてよく寝れるか。この入院の大きな課題だ。

2012年3月6日火曜日

入院28日目/術後19日目


2012/3/6 装具装着6日目。装具にはいくらかは慣れてきたものの、寝ている時間はどうしても痛みを感じて、定期的に起きてしまう。本当に熟睡したいと思う。
今日も朝一からリハビリ。徹底的に左膝周辺のこりほぐしを行う。マッサージ中心のメニューだ。理学療法士にマッサージしてもらうと凝っている部分が痛いと分かる。股関節の周辺の筋肉も張っている。手術した箇所を中心に癒着している。癒着している周辺の筋肉も凝っているらしい。癒着部分は皮膚感覚が遠くあまり感じない。癒着は皮膚を動かしていくことで徐々に解消していくらしい。
リハビリ後の午前中の時間は、いつもの筋トレを行う。150回づつのメニューも慣れてきたが、未だに腕立てがキツイ感じだ。継続は力なりのポリシーで突き進むしかないのだ。昨日よりも今日。今日よりも明日。明日より明後日。日々進化していく。
午後からはシャワーを浴びて、癒着部分のマッサージと、体全体のストレッチを行う。今後はマッサージもルーチンの中に入れていこう。
それにしても、癒着は厄介だ。この部分があると筋肉の動きを制限しているみたいだ。どうにか解消したいと思う。
昨日までは松葉杖は2本、リハビリ後から1本になった。100%の荷重をかけ始めてから6日目だ。元々、松葉杖なしで行動が出来るのだが、不安で持ち続けている。1本になったのは既定路線なのだろう。そして、明日はリハビリが休み。
右親指の付け根の痛みは、右手首まで広がってきている。湿布も半分のサイズからフルサイズにして手首全体を覆うようにしてみる。あまり右手首に負担がかからないようにしなければ…。
寝る前に1000歩の歩行練習をしてみた。約500m歩いたことになる。23分かかり、ふくらはぎが疲れた。これで熟睡出来ればいいのだが。



2012年3月5日月曜日

入院27日目/術後18日目

2012/3/5 装具装着5日目。毎晩1時頃に脚の疼く痛みで起きてしまう。アイスノンでの冷却はしているものの、我慢出来なくなり、痛み止めの薬を飲んだ。だいぶ楽になった感じで少しは寝ることができた。目覚めは良くはないが、昨日よりはマシだ。
朝一からリハビリ。このところの夜の痛みで股関節の筋肉が凝り固まっている。加えて、膝が曲げ伸ばしの稼働範囲が狭い中での歩行で、ふくらはぎの筋肉も張っている。そのへんのコリをほぐすことから始まった。膝のお皿の周辺も動きが悪いようで、そこもマッサージしてもらう。どうにか歩行は出来るが、この膝の動きでは先が長いかなと思わされる。膝を内側に入れる動きは、今の状態では厳禁ということだ。やれやれ、この先がどうなるのか、不安要素は増えていく。
昨日から痛かった右手の親指の付け根は、一晩湿布を貼ったら良くなってきた。恐る恐る歩いていたので自然と手に力が入っていたみたいだ。
それでも午前中の筋トレは欠かさずに行なっている。継続は力なりという言葉を信じて…。リハビリに関しては、焦らず慎重にをモットーにしている。
先日、向かいのベッドに入院して個室に移った外国人が術後3日目にして、大部屋に大きい体を車椅子に乗せて現れた。今日、はじめて車椅子に乗ったらしい。痛みもそれほどなく相当元気な様子。2日間ベッドの上で退屈な時間を過ごしたに違いない。個室だから話相手もいないし…。やはり白人は痛点が少ないんだな。もう痛み止めを使ってないんだから。通常はまだ痛いものらしい。でも元気そうで何よりだ。
午後は、洗濯を手でやったり、保険の手続きの電話をしたり、所用をこなし、おやつタイムには紅茶を飲む。お見舞いでもらったお菓子もかなり減ってきた。誰か補充に来ないかな。と思ったりして…。
夕ごはん後に夜のシャワーを浴びて、リラックして床に就く。熟睡できることを祈って…。

2012年3月4日日曜日

入院26日目/術後17日目

2012/3/4 装具装着4日目。脚を冷やしながら寝たが、やはり2時頃に目が覚めた。膝周辺が疼く。浮腫む。その後は仕方ないので装具を外して寝た。断続的に起きるのは結構疲れます。
今日もリハビリはなし。朝ごはん後にのんびりと筋トレ。その後、自主リハビリ。
リハビリは階段の一段の段差で左足から上がり右足から降りる。そんな単純な運動を300回ほど繰り返した。四頭筋を意識しながら、ももを上げてることが今の脚では難しい。完全に筋肉が衰えている。
昼ごはん後には、午前中の疲れなのか、安眠できない疲れなのか、急に眠くなって1時間半ぐらい寝てしまった。その中で結構変な夢で疲れて起きた感じだ。気分転換にコーヒーを飲み、おやつを食べ、この文章の前半部分を書いている。
あと2週間である程度のところまでいくという予定なのだが、なんだか不安になってくる。人は常に不安を持ちながら生きているのだ。自信と不安はバランスを取りながら人の心理の中に存在している。丁度、やじろ兵衛がバランスをとっているように。なので刺激を与えると傾いたりする。そんなことものなのだと自分に言い聞かせながらやり過ごすことにしよう。
シャワーの時間のことを忘れて、この文章を書いていた。慌ててシャワーに入る。シャワーは予約制で所要時間は30分なのだ。少しある夕ごはんまでの時間をゆっくり過ごした。
夕ごはんを食べた後は、さほどすることもなくゴロゴロしたり、TWやFBをチェックしたりして過ごす。今晩こそどうにかして、熟睡したいものだ。

2012年3月3日土曜日

入院25日目/術後16日目

2012/3/3 装具装着3日目。膝を冷やしながら寝たのは調子がよかったが、夜中の2時頃には暖かくなり、その後は1〜2時間おきに目が覚めてしまう。寝起きはあまりよくない。早く安眠できる方法を見出さないといけない。
今日は土曜日。外は晴れている。リハビリも回診もなくゆっくりとした朝だ。朝ごはんを食べて適度に休んで、筋トレをおこなう。午前中のルーチンは定常化してきた感じだ。おとといからの歩行には慣れてきたものの、浮腫みは相変わらずあり、ふくらはぎの筋肉痛も残っている。お昼ごはんを食べたら眠くなったので、お昼寝をする。
午後からは、仕事現場の方がお見舞いにきた。2時間ほど仕事場の話をして3月末復帰目途の旨を伝えた。夕方にシャワーに入り、夕ごはんを食べて、ゆっくりとした時間は終了した。
きっと明日もこんな感じだろう。桃の節句で夕ごはんにお刺身がでたのは、結構頑張っているのかな。
斜め前の住民は少々厄介な老人だ。寂しい人なのか、会話の輪に入りたいのか、文句をいうのが常だ。用もないのに、ナースコールを押して看護師を呼んでいる。機嫌が悪いということ聞かないのも、困ったものだ。看護師も少し困惑している模様だ。年をとっても頑固な人にならないように、今から物事を柔軟に考えていこうと思う。まず第一歩として、この老人のことをかわいそうな人だと考えてあげようと思う。
果たして今晩こそ安眠できるかな。

2012年3月2日金曜日

入院24日目/術後15日目

2012/3/2 装具装着2日目。昨晩は脚が疼いてよく眠れなかった。どうやら、脚を動かしているとよいのだが、とじっとしているとダメらしい。
朝一からのリハビリでは、早速松葉なしで歩行訓練をやった。はじめはドキドキで不安であったが、5分もすると段々なれてきた。それでも3週間ぶりに歩くのだから、ぎこちないのは当たり前だ。更に階段の登り下りの訓練もやり、この2日間での進歩は相当な勢いである。
リハビリ後にいつもの筋トレをおこない、午前が終了した。
向かいのベッドには、映像カメラマンの若者が入院していて、今日が手術の日とのこと。初めての入院と手術で戸惑いがあるようだが、話をしている内に大分馴染んできたようだ。
洗濯物をこまめに洗っておくと後々困らない。時間がある内に手洗いしておいた。
歩行の自主練習を少しみたが、やはりギコチナイ。ちょっとふくらはぎに張りが出てきた。久しぶりに動かした筋肉がびっくりしているようだ。
早くも左足のシャワーがOKとなり、2週間分の垢がやっと落とせた。傷口に水がかかりフヤケてしまうことが心配だったが、やはり気持ちがいい。タライに両足を浸し、久しぶりのお湯の感覚を味わう。
夕ごはん後に先生が見にきたが、傷口はきれいな方ということだ。浮腫みについては自然に改善していくということらしい。研修医の先生は今日で整形担当から消化器内科に異動ということだ。各科を1ヶ月単位で回るらしい。来週は新しい研修医が来るとのこと。昨日寝られなかった対策として、膝をアイスノンで冷やして寝てみよう。

2012年3月1日木曜日

入院23日目/術後14日目

2012/3/1 今日から3月が始まる。ギプスカットと抜糸の大イベントが午前中に待ち構えている。
朝一早々、突然その時が訪れた。15分間ほどで、カットと抜糸を新人医師がおこなった。カットは専用のノコギリでギプスの左右のサイドを切り、抜糸はホチキス留めしている部分をホチキス外しの専用ペンチで一つ一つベチペチと外していった。
ギプスが外れて、まさに脱皮した気分。一方、膝周辺の皮膚感覚が遠い感じがある。触ってもあまり感じない。手術以来、2週間も刺激を受けていないのでそうなるらしい。序々に感覚が戻ってくるものらしい。そして初めて装具をつけたが、結構痛い。痛いというより違和感がある感じ。足首等を動かしていると和らいでくるが、じっとしていると疼く。
それでも、午前中には日課のストレッチと筋トレをこなした。
午後からはレントゲン撮影をし、リハビリをおこなった。
リハビリは100%の荷重が許可されたので、早速歩行練習。3週間は歩いていないので、筋肉が上手くコントロールできない。アシモのような歩行を手すりを使いながらおこなった。使い始めると段々と記憶が蘇り、だいぶマシになってきた。でも体重をかけるのは結構怖い。初日はこんなもんなのかも知れない。
向かいのベッドの外国人は個室に移動して、代わりに若者が入ってきた。指の骨折で感染症にかかっているらしい。手術後の点滴の投与を1ヶ月連続で行わなければならないようで、入院したらしい。感染症とは厄介だな。怖いね。
夕ごはん前に2週間ぶりのシャワーを浴び、すっきりした。やっぱり気持ちがいい。早く左足もシャワーを浴びたいし、湯船に浸かりたい。小さな夢だが大きく膨らむ。
相方は今頃、札幌に到着しているだろう。10日間のトリップを楽しんできほしいものです。
さぁ、本格的なリハビリが始まります。一歩一歩、確実に頑張っていこうと思う。