2012年2月21日火曜日

入院14日目/術後5日目

2012/2/21 今日は朝から調子が悪い。肋間神経痛と脚の手術後の傷口が痛む。朝ごはんを食べてから頭痛がしてきた。昨日の昼から止めていた痛み止めを食後に飲んで、1〜2時間大人しく寝ていた。薬の効果なのか、痛みは徐々に和らぎ、体拭きと脚湯のときにはすっかり良くなっていた。昼ごはん後に筋トレを行い、手洗いの洗濯を済ませ、おやつタイムにコーヒーを頂く。なんと効率的な時間の過ごし方だ。こんなふうなのは入院期間ならではのことだ。
15時過ぎに会社に方が来院。1時間ほど術後の事と仕事関係の話をした。久々に社会と接する時間なのか、あっという間に時間が過ぎていった。
相方は甥っ子を連れて、湯沢に行っている。ちゃんと行くことが出来たのだろうか。段取りや準備に手こずっているかと思うと歯がゆい。そんな心配をしなくても、どうにかするだろう。大人なんだから…。
昨日に引き続き、ワシントン州の雪崩の記事を深堀りしていくと、亡くなった4人の詳細が見えてきた。シアトルのローカル紙の電子版でその特集を取り上げている。まだよく読んでいないが、年は30代が一人と40代が3人。皆、BCを相当にやってきた人々のようだ。海の向こうの出来事が非常に近くに感じるのはなぜか?言葉や文化の違いがあるのに…。パウダースノーを滑ったときのあの感覚。同じ人間として共有できるということなんのか。雪崩に巻き込まれるまでの時間はあの独特の感覚を感じ、その状態を堪能していたに違いない。そんなことが容易に想像できることが近くに感じる原因かもしれない。人は何故、あの感覚に狂うのか?科学的には脳からのドーパミンの放出する現象なのだが、単にそういうものだけではない。見てわかるあのフワフワな感触。呼吸で感じるピーンと張り詰めた冷たい空気。そしてあの匂い。斜度、深さ、密度がバランスよくマッチしたとき、その瞬間は訪れる。
そんなことをこの病院で考えるのは…苦しいな。
夕ごはん後、まったりしている間に消灯。

0 件のコメント:

コメントを投稿